1. TOP
  2. Work | 職種紹介
  3. Interview7
Work

職種紹介

写真
写真

Interview7

熱画像計測装置開発

“小さな挑戦”を繰り返し
これからもお客様の
「測りたい」に応えていく

久喜事業所 開発部
2016年4月入社

M.I

Profile

本社開発部にて3年間、非接触温度計の開発に従事。4年目から久喜事業所へ。コロナウイルス対策として体表面温度計測装置の開発に携わる。近年ではクラウドを活用したIoTプロジェクトにも貢献している。

写真

開発の全工程に関わることが
チノーで働く醍醐味

就職活動を進めていく中で、チノーの計測制御機器がものづくりの根幹を担っていることを知りました。高精度な測定によって製品の品質アップに貢献したり、監視によって工場の安全が保たれていたり、幅広い業界に貢献していることに魅力を感じました。また、開発、設計から製造まで一貫して自社で行っている点も、チノーを選んだポイントのひとつ。というのも、学生時代に取り組んでいた研究では、全行程を自分で主導していくようなスタイルをとっていました。そこで、仕事でも、上流から下流まで全体を把握できた方が面白いに違いないと考えたのです。
入社後は、熱画像計測装置や熱画像カメラの開発に携わることになりました。新人にも“任せる”。それがチノー流のようで、新卒導入研修が終わると早速、評価試験などの業務を主導するチャンスをもらったことを覚えています。

写真

容易には測れないものを測る。
安全に、精確に

熱画像計測装置や熱画像カメラは、非接触温度計の一種です。物体からの熱放射を捉えて温度を測定するため、直接物体に触れる必要がなく、数千度の高温を計測することも可能です。ですが、物体と温度計の間には空気があり、空気の中には水分やガスなどさまざまな要素が含まれています。そうした障害物を考慮した上で、正しい温度値を導き出すことは容易ではありません。だからこそ、当社の技術力に対して、お客様から大きな期待が寄せられていると感じます。
印象に残っているのは、とあるメーカーから溶鋼の温度計測をご依頼いただいたこと。入社5年目にしてはじめて試作、設計、評価と一貫して携わった案件で、お客様と密に連絡をとりながら、一年にわたって奮闘しました。無事に納品したとき、お客様から頂戴した「しっかり測れています」という言葉のなんとうれしかったこと。あの達成感は今後も忘れることはないでしょう。

写真

まわりを巻き込みながら
ひたむきに改善を続けること

開発の仕事で大きなことをなすためには、まず“小さな挑戦”を繰り返すことがポイントだと思います。どこか使いにくい部分はないか、もっと良くできることがあるのではないか。つねに改善案を模索し、少しでも実行してみることを心がけています。それには仲間の存在が欠かせません。積極的に意見を取り入れ、実行してみた施策結果を共有して、さらに意見をもらいブラッシュアップする……このサイクルが開発を進化させるのです。最近では若手たちで勉強会も開いており、もっともっとチームを活発化させていきたいと思います。
学生の皆さんに言いたいのは、学ぶ姿勢が大切だということ。自分自身の興味関心を軸に面白いと思ったことを追求するような習慣を身につけておくと、入社後に活きてくると思います。一緒に挑戦していけることを楽しみにしています。

schedule

主な1日のスケジュール

08:30
出社、メールチェック
09:00
評価試験の準備、設計業務
12:00
昼食、気分転換に久喜菖蒲公園を散策
13:00
評価試験、打ち合わせなど
16:45
業務の整理
17:15
退社

新卒採用

Entry